大雪

大雪

※漆戸醸造前の踏切より駒ヶ根方面を望む。レールが雪で見えません。左にある建物が酒蔵です。

2月8日から9日にかけて、東京は45年ぶりの大雪でありましたが、信州伊那谷もこの冬一番の積雪を記録しました。

同じ長野県でも北の方とは異なり、南に位置する伊那は雪が少ないのですが、放射冷却現象で昼間でも気温がマイナスのこともありますし、標高はスカイツリーの高さ(634メートル)とほぼ同じ。雪がないからあたたかいというわけでもなく、逆に天気予報が雪だと「雪が降るからあたたかいかな?」という会話を交わすくらいで、まさしく「凍みる(しみる)」という言葉がぴったりの寒冷地です。もちろん、独特の寒さがあってこそ、井乃頭らしいお酒が生まれるわけでもありますが・・・。

今年は降雪量も少なく、酒蔵のある伊那市駅前は前日まで雪のかけらもありませんでしたが、しんしんと降り積もり、あっという間に銀世界。

そして、「雪の朝(あした)は裸で洗濯」、そのことわざどおりの今日になりました。でもきっと明日には一転して積もった雪が凍る(こおる)だろうねということで、せっせと酒蔵の雪かきをしております。凍ると何が大変かといいますと、道がアイススケート場のようになってしまうこと。積もった雪がそのままアスファルトの道にぴったりとくっついて固まり、さらに晴れても氷点下の日も多いため、剥がすのも容易ではないのです。

ところで、飯田線も除雪作業のため、9日は飯田駅~辰野駅間で終日運転を見合わせており、酒蔵の前の線路も雪でその姿が見えません。午後になっても雪でレールも見えない中、一番最初に走ったのが黄色の電車。運転台のうしろはトラックの荷台のようになっています。

もしかして、飯田線のドクターイエロー?

実はこの電車はJR東海のキヤ97系。レール運搬車両です。キヤ95系はたまに見かけますが、こちらが走るのを初めて見ました。というわけで、雪をかき分けてやって来た黄色い電車は、飯田線のドクターイエローではなかったのでありました。

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平日はほぼ漆戸醸造の酒蔵に併設されている直営店にいます。サイト作成やラベル作りなども担当。3児の母。