兄弟蔵人が醸す、信州伊那谷の酒

エコ酒(しゅ)de乾杯!

エコ酒(しゅ)de乾杯!

実習に来ている東京農業大学短期大学部醸造学科2年の女子学生、HさんとNさんとともに外出していたときに偶然お会いした伊那市長さんから、「エコ酒(えこしゅ)」を広めましょうと声をかけていただきました。

エコ酒とは、日本酒を冷やしたりお燗にしたりせず、そのままの常温でいただくという意味だそうです。おそらく、市長さんの造語だと思われます。

そういえば、以前の伊那市報の「たき火通信」のページにも載っていましたね。

活用方法としては、こんな感じです。

「ご注文は何になさいますか?」

「エコ酒をひとつください!」

もしくは、「最初の一杯はまずエコ酒で!」などいかがでしょう。

というわけで、今夜は「エコ酒で乾杯!」してみませんか?


日本酒で乾杯

会議などで机の上に置く席札は透明で三角形のプラスチック製のものが一般的です。また出される飲み物も「お~い○茶」とか「○○○リーの烏龍茶(ウーロンチャ)」などがよく使われていました。それはそれでいいのですが、「よくよく考えれば、別の方法もあるよね」、「地元にだってあるよね」との職員からのひと言でした。そこで市役所では会議用席札は、伊那市内の家具職人さんや市内に本社を置く企業に、地元の木(ヤマザクラ・カエデ・カンバなど)を使ったセンスのいい素敵な席札を制作してもらって、だんだんにプラスチックから木製に換えることにしました。そして飲み物もJA上伊那の牛乳・ジュースや、地元企業で製造しているペットボトルの水、缶ジュースなどに切り替えました。さらに宴席などでは「乾杯は日本酒で」と、職員に協力を呼びかけています。その心は、「地元農家のみなさんが作ってくれたお米と、そのお米でできた地元メーカーのお酒を、地元に住んでいる私たちが飲まなくて誰が飲むのだ」というものです。もちろん強制はできませんから、賛同・共鳴・共感してくれる職員にお願いしています。職員からの「せめて真夏のクールビズの間は、ビールで乾杯させてくれ」との声に気持ちはグラグラしながらも、日本酒で乾杯し続けています。建前と本音の違いが辛い乾杯の夏から、虫が鳴き風月と日本酒を楽しむ秋へと変わっていきます。みなさん、ぜひ乾杯は日本酒で。ついでに私はできるだけ常温のお酒を飲むことにしています。「エコ酒で乾杯!」意味わかります?

平成24年9月 白鳥 孝  

http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=1292&of=1&ik=1&pnp=43&pnp=1292&cd=12446


平日はほぼ漆戸醸造の酒蔵に併設されている直営店にいます。サイト作成やラベル作りなども担当。3児の母。