兄弟蔵人が醸す、信州伊那谷の酒

1927年の酒蔵の軒数

1927年の酒蔵の軒数

「漆戸醸造の記事が出ていたからどうぞ」ということで、古い雑誌(1988年のもの)をいただきました。何でも、その方のお母様(故人)が、大切に保管してくださっていたそうで、24年たっていますがとてもきれいな状態です。

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「エクセレントニュース伊那平」という雑誌の創刊号です。

1988年、そんなに昔だとは思わないのですが、やっぱり時代を感じる表紙ですね。

掲載されていた弊社の記事を読んでみましたら、なかなかおもしろかったです。

その記事の中に、昭和2年当時、上伊那郡内には47軒の造り酒屋があったとの記載がありました。

現在は8軒です。

確かに、「昔はここら辺りにも造り酒屋があったんだよ」というような話をあちらこちらで聞いたことがありましたが、そんなに多かったとは・・・。

しかも記事によると、数年後の昭和6年には28軒、そして昭和19年には、10軒であったとのこと。

47軒から28軒、そしてあっという間に10軒。

昭和6年は満州事変勃発の年です。

そう、戦争による米の流通の制限が厳しくなったため、酒蔵の軒数も減少したのでした。

平日はほぼ漆戸醸造の酒蔵に併設されている直営店にいます。サイト作成やラベル作りなども担当。3児の母。